優待の海苔が届きました。優待投資から始めた私が、今は優待を『おまけ』と呼ぶ理由

丸三証券さんから、株主優待の海苔が届きました。

実はこの株、買った当時の理由は「優待で海苔が欲しかったから」です。
投資を始めた頃の私は、完全に優待投資の人でした。
でも、今は違います。

優待は「おまけ」。そう思うようになった私の、今の銘柄選びの基準を書いてみます。

きっかけは優待投資だった

私が株を始めた頃は、懸賞が好きでよく応募していたそんなお得好きな「主婦」でした。
そんなお得好きな私がテレビで、自転車で爆走するあの「優待おじさん」を見て、株を買えば確実にもらえるんだよねと、投資のリスクも考えず優待投資家を目指したんです。

「この優待が欲しい」で銘柄を選ぶ。それが楽しくて始めた投資です。
丸三証券さんもその1つで、海苔の優待に惹かれて買いました。

2021年、配当投資に切り替えた

優待投資から入ったものの、資金があまりなく想像した「優待ライフ」が送れず、気がつけば短期売買して資金を増やそうとしていたんです。もちろん素人なのでうまくいくはずもなく

コロナ禍で大きな含み損を抱えた2020年を経て、
2021年に優待投資と短期売買をやめ、配当投資に切り替えました。


持ち続けている間も配当が入る。その安心感が、私には合っていました。
今は年間配当金が100万円を超えるところまで来ています。
年間配当金100万円の内訳はこちら、ここまでの推移はこちらです。

今の私の基準は「配当利回り」が基本

今、銘柄を選ぶ時はまず配当利回りで計算します。
そのうえで、配当が基準以上あって、さらに優待があれば嬉しいし、私にとっての「大本命」です。

優待だけで飛びつくことは、もうしません。

私の目安は、取得した時の配当利回りで4%が理想。
少なくとも税引き後で3%あればOKと決めています。

増配を続けている株なら、これから増える配当を見込んで買うこともあります。
優待利回りという言葉もありますが、私は優待品を利回りに換算する事はありません。
あくまでも、「おまけ」と考えています。

優待で買うなら、3つの条件

優待を理由に買う時は、この3つを自分に聞きます。

  • 本当に使うものか
     「タダでもらえるから得」ではありません。投資資金は限りがあるからこそ、お金を出してでも買うものかどうかで考えます。
  • 配当の土台があるか
     優待はあくまでおまけ。配当が基準に届いているかを先に見ます。
  • 好きで、応援したい会社か
     私の場合、株を持つ前からその会社の商品やサービスを好きで使っていること。

ふと思ったこと。

優待って、インフレに弱い?

優待の案内には『海苔1,000円相当』とだけ書かれていて、メーカー名はありません。でも、届くのは毎回山本山さんの海苔です。

8切20枚が2缶(味付海苔と焼海苔)で、1,000円クラスの「ちょっといい海苔」です。

この海苔のセットをもらうのは2回目。

丸三証券さんからも2年前に、海苔の値段高騰で商品が変わりますと
連絡は受けていました。
2年前からは海苔のランク自体は少し落ちました。

ここで気づいたのが、「優待はインフレに弱い面がある」ということです。

・金券や「○○円分」の優待
 額面が変わらないので、物価が上がると買えるものが減り、実質の価値が目減りする

・自社製品の優待(例:シャンプー2本)
 製品の価格が上がれば、優待の価値も一緒に上がる

・配当金:企業が増配してくれれば、受け取る金額が増える

優待の中身によって、インフレへの強さは違う。
これも、私が「基本は配当」と考える理由の1つになりました。

2年前までは1缶に8切40枚入っていました。
今は20枚。同じ優待でも、中身は少しずつ変わっています。

海苔の優待はこどもたちも楽しみにしてますが、「少ない」といってました。
でもおまけだから、ありがたくいただきます。

海苔欲しさで買った株が、今は「大好きな配当株」

丸三証券さん。

買った理由は海苔でした。でも今の私は、この株を配当株として見ています。


丸三証券さんは、100株だけ保有しています。
買ったのは2020年2月、株価は470円でした。
本当に、海苔が欲しかっただけです。笑


旧NISAで買った株なので、2025年に特定口座へ払い出されました。
(その時の時価1,002円が取得単価になっています)

470円のまま持ち続けられていたら、
取得単価ベースの利回りはすごいことになっていたはず……
と思うと少し惜しい気もしますが、制度上は仕方ありません。

途中、含み損になった時期もありました。
それでも売らずに海苔を楽しみに持ち続けて、今は株価も上がってきています。

「海苔が欲しい」だけで買った株が、気づけば長く付き合う1銘柄になっていました。

届いた海苔を眺めながら、
「海苔欲しさで買ったのに、今はお金を運んでくれる」これで海苔がたくさん買える(笑)
優待は入り口でした。続ける理由は、配当です。

冷静に考えると、
優待は会社側にも発送や手配の手間がかかります。
配当の権利は、日本に住んでいる人だけだし、100株持っていても、500株も海苔は1セットなんです。
平等性で考えると、配当でもらう方が合理的。


それでも、届いた時のワクワク感や、箱を開ける時の嬉しさは別物で、
人間だから『お得』には弱いんです。
だから私は、優待も楽しみつつも、『おまけ』と考えています。

・投資の入り口は優待でいい(私がそうだった)
・でも続けるなら、基準は配当利回り
・優待は「おまけ」。本当に使うもの・応援したい会社だけ厳選する

入り口は人それぞれでいいと思います。大事なのは、自分の基準を持つこと。
私の基準が、だれかの参考になれば嬉しいです。